英語を習慣化する

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■なにを習慣化すればよいか

これについては、これまでブログ記事で書いてきましたように
頭の中で英語を反芻する行為
を習慣化する必要があります。
机に向かって勉強する時間はそんなに取らなくてもかまわないので、知っているフレーズ・文を頭の中で繰り返して下さい(もちろん口に出せるならその方がモアベターです(by小森のおばちゃま)。←知らない人は検索or無視してください。
その際は、語順と機能語のはたらきについて確認しながら反芻することが大切です。
これは時々英語学習法として言われる、「頭の中で英語で独り言を言う」というのとは違います。
そんな高度なことがいきなりできるわけがありません。自分で言いたいことを英語で言えるようになるのは、しっかりと英語の「型」が身についてからです。
自分の知っているフレーズ、短いフレーズでもいいので、頭の中でそれがどういう順番なのか確認してみましょう。
何も思い浮かばなければ、手元にある英語の本やスマホなどを使いましょう。
洋楽の英語の歌詞を検索してサビの部分は何て言ってるんだろう?と確認して、それを何度も確認してみたりするのもいいでしょう。

■習慣化の壁

「よし、今日から英語を習慣化するぞ」と思っても、大概続きません。
習慣を変えようとすると、脳はそれを拒絶するようにできているのです。
何かをやろうとして続かないのは、あなたが怠け者だからではありません。
どういうことかと言いますと、生物には「恒常性(ホメオスタシス)」という仕組みがはたらいており、同一環境下においては現状を維持しようとするのです。
なぜなら、今までの習慣で生き延びて来られたのだから、習慣を変えない方がこれからも生き延びる可能性が高いがらです。習慣を変えないことは合理性があるのです。
でも習慣を変えたい、という場合にはどのようにすればいいのでしょうか。

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■新しい習慣を身につける方法

●環境を変える
まず一つ目は環境を変えることです。
今までの習慣により生き延びる可能性が高くなるのは同じ環境下という条件がある場合に限られます。
環境が変わった場合に、今までの習慣が通用するという考えに合理性はありません。
そのため、脳も新しい習慣を受け入れやすくなります。
例えば、海外に留学する、移住することなどが可能であれば、やってみることも一つの手です。ただ、海外に行っても日本人とばかりつきあっていては全く環境を変えることにはなりませんので、そこは注意が必要です。
国内でも、頻繁に外国人しかいないバーなどに行ってネイティブに話しかけるようにするとか、環境を変えることは可能です。
●既に身についている強固な習慣と一緒に新しい行動を行う
そうは言っても海外になんか行けないし、田舎に住んでるから近所に外国人が集まるような場所もない、という方も多いことでしょう。
そこで、既に身についている強固な習慣と一緒に新しい行動を行う、という方法があります。
例えば、トイレに行く、お風呂に入る、寝るなどは止めることのできない習慣です。
これらの行動を行うときに、新しい行動を付け加えるのです。
トイレに英文集を置いておく。トイレの壁に英文を貼っておく。お風呂の脱衣場に英文集を置いておく。お風呂で洋楽を聴く。枕元に英文集を置いておく。ベッドに寝たときに見えるように天井に英文を貼っておく。などしておくと、新たな習慣として身に付きやすくなります。
●脳をだます
脳に気づかれないように、ごく少しずつ新しい行動を取り入れていくやり方です。
ほんの少し新しい行動を取り入れただけでは、脳はそれを新しい行動だと感知しません。新しい行動による刺激が閾値(いきち、しきいち)を下回っているからです。
以前、黒柳徹子さんがラジオでおっしゃっていたと記憶しているのですが、スクワットの習慣を身につける方法として、1日1回から始めて、2日目は2回、3日目は3回と1回ずつ増やしていき、目標が1日100回だとすると、100日目に100回になるようにする、というやり方を勧めておられました。
ここで重要なのは、慣れてきたからといって、一気に10回増やすとかいうことをしないことです。この方法は毎日回数を増やすことがポイントなのではなく、なるべく増やさないことがポイントなのです。慎重にやる場合には、1日1回を2日、2回を2日、というふうに増加のペースを下げてもいいです。
英語の習慣化する場合も、1日1文、あるいは1フレーズからはじめて少しずつ増やしていけば、いつの間にか習慣化しているはずです。
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